勇者エクスカイザー 第11話「古代遺跡で大はっけん」


 
 
 今回、初っぱなやっているのは劇の練習。
 
「ダメダメ! そんなんじゃ駄目!」
 
 すっかり監督を気取っている子がいますね。
 かなり熱くなってる金有タクミくん。
 
「舞台演出家になるんだ!」
 
 なんて言い出しているけど、前回は野球選手でしたね。
 いくらなんでも、たった1話で他の夢を語るなんで速すぎますよ。
 
 

 
 
 ガイスター一味、いつも通りテレビを見ています。
 黄金の棺が発掘されたそうな。
 
 

 
 
 このみんなでテレビを見ている姿。
 癒やし力が高すぎる気がします。
 なんて癒やしの力なんでしょう。
 なんて萌え力の高さなんでしょう。
 まさしく、この場面こそが一つの『宝』と言えるでしょう。
 
 
プテラ「黄金の棺か。別の番組で似たようなものを見たことあるな」
ホーン「変な三角の腹の中にあったやつだろう」
アーマー「変な三角?」
 
 
 ピラミッドをいまいち覚えきってない。
 
 
ホーン「あれ? 確かこの前見た番組ではここに置いてあったんだが」
 
 
 テレビの情報を信じてみるも、実は移動した後だったらしい。

 
 
 
 一方のコウタくん。
 劇には辟易しているっぽい。
 なのでエクスカイザーに愚痴ったりする。
 
 

 
 
 誰にも内緒の秘密の友達。
 だから、あーあー、劇なんて嫌だな、面倒臭いな、って気持ちを打ち明けられるんですかね。いや、このくらいならまだいいとしても、友達や家族には言いたくない悩みが出来たとしても、もしかしたらエクスカイザーに打ち明けることができるのかも。秘密の友達って、ロマンですね。小学生に戻ってそんな友達を持ってみたい。もちろん、エクスカイザーみたいな秘密の宇宙人、って感じの。
 
 
コウタ「あーあー。昔の子供はこんな苦労しなかったんだろうなー」
エクス「その代わりに、別の苦労があったはずだ」
コウタ「そうかなー」
エクス「どんな時代の人だって、精一杯生きていたことには変わりない」
 
 

 
 
 ここから少し説教めいていて、みんな同じ宇宙に生きる仲間なんだと、エクスカイザーはコウタのことを聡し始める。それに対してコウタくんは、決してウザがったり、煙たがることはなく、むしろまじまじと真剣に聞いている。
 ヒーローが言うっていうのが、肝心な気がするんですよね。
 想像してみて下さい。
 うっぜー大人が宇宙を引き合いに大きな話をして説教してくる。話の長い校長が「皆同じ宇宙に生きる仲間なのです」とか言ってきたり、親の説教であったり、子供はそれらを素直に受け止めるとは限らない。たとえ言っている言葉は理論的で正しくとも、言っている人物が禿げた校長という理由だけで、適当に聞き流されてしまうかもしれない。
 だけど、自分の大好きなヒーローで、それも秘密の友達となると、たとえ同じ内容の言葉でも、子供への届き方は随分と違ってくるはず。それに何より、コウタの方からエクスカイザーに心を開いて、夜中にこっそりと愚痴をこぼしに来ているんですから、説教めいた話が始まっても、それを受け入れる土台が出来上がっているんだと思います。真剣な話を子供に聞いて貰える関係性っていうのが、エクスカイザーとコウタのあいだできっちり構築されているんだと、この回で感じました。
 
 

 
 
「泣くと空気が減るよ?」
 
 
 この台詞、何故か強烈な台詞だと感じた。
 洞窟の中のコウタくんは、二人の友達を守ろうと行動していて、以前に紙飛行機を飛ばしたようにしっかりとしていますね。エクスカイザーが来てくれる。だから絶対に大丈夫。そう信じることができるのが、かなりの強みになっている。
 
 だんだんと、コウタとエクスカイザーの関係にも目がいくようになってきました。